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チーズと発酵食品のマリアージュ

チーズ、納豆、みそやしょうゆなど、私たちの食生活にはなくてはならない発酵食品。単品よりも、発酵食品同士を組み合わせて食べるとおいしさも栄養もアップすることをご存知ですか?今回のチーズマガジンは、チーズと発酵食品のマリアージュをご紹介します。

発酵食品でもっとおいしく栄養アップ

発酵食品は、発酵の力によってうまみも栄養素も十分に含まれていますが、おすすめは発酵食品同士を組み合わせる食べ方です。発酵に作用する微生物は食品によって様々な種類があるため単品だとどうしても摂れる菌が限られますが、数種類を組み合わせれることで、一度に複数の有益菌を摂ることができます。又、発酵食品にはうまみが多く含まれますので、旨味の相乗効果でおいしさが増すのです。

チーズと発酵食品を組み合わせてみましょう

組み合わせのポイント

① 塩分をコントロール

発酵食品は、塩分が強いものも多くあります。組み合わせによってはしょっぱくなってしまいますので、チーズと発酵食品のどちらかは塩分の少ないものを使って調節しましょう。

② なるべく生か低温調理で

微生物の多くは40℃以上の熱で死滅してしまいますので、生きた菌を摂るためには生のままか低温加熱で調理するのがおすすめです。

おすすめのチーズ×発酵食品マリアージュ



ブルーチーズドレッシング
(青カビチーズ×酢)

ブルーチーズを粗くきざみ、油2:酢1を混ぜます。グリーンサラダの他、温野菜やボイルしたお肉にもよく合います。



冷奴風クリームチーズ
(クリームチーズ×しょうゆ×かつおぶし)

一口大に切ったクリームチーズにかつおぶしをのせ、上からしょうゆをたらします。クリームチーズのコクがしょうゆとかつおぶしのうまみにマッチします。



モッツァレラのみそ漬け
(モッツァレラ×味噌×みりん)

味噌とみりん、砂糖を混ぜ合わせ、水気を切ったモッツァレラの周りに厚めに塗ったら、ペーパータオルに包んで冷蔵庫で一晩おきます。お酒のおつまみやご飯に乗せてもおいしいです。



ブリーと生ハムのオープントースト
(ブリー×バゲット×生ハム)

バゲットのスライスを軽くトーストして、ブリーと生ハムをのせます。お好みでブラックペッパーをふると味のアクセントに。


まとめ


「チーズと発酵食品のマリアージュ」と聞くと、一見難しそうに聞こえますが、ビールやワインなどのお酒のおつまみをお好みのナチュラルチーズにしたり、朝食のトーストにナチュラルチーズをのせるだけでマリアージュが完成します。手軽においしくウイルスに負けない健康な体づくりを目指しましょう!


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